ポーカーチェイスのプレイヤー情報にある『VPIP』について解説する。
VPIPとは
VPIPとは、プリフロップ時にポットにチップを入れた割合のことである。専門用語が多いため詳しく解説する。
まず、プリフロップ時とは場にカードが何も出ていない状態のことを指す。場にはカードが最大5枚出る。3枚出ている状態をフロップ、4枚だとターン、5枚だとリバーと呼ぶ。プリフロップ時にはスターティングハンド(最初の2枚のカード)が配られて、プレイヤーはそのハンドで賭けに参加するか選択する。
この時点ですぐにフォールドした場合、自分からはチップを入れていないためVPIPには加算されない。逆に、コールやレイズをした場合はポットにチップを入れたことになるため、VPIPに加算される。例えば、プリフロップで100回中40回コールやレイズをしてゲームに参加した場合、VPIPは40%となる。
VPIPは何%がいいのか
ポーカーを専業としているプロの場合、VPIPは20~40%が一般的とされている。現在のテキサスホールデムは昔と比べてフォールドするのが多くなっているらしく、4回に1回程度ゲームに参加するかしないかといった程度。実際、ポーカーチェイスでもStage4ではこのくらいのVPIPのプレイヤーが多い印象を受ける。
もちろんVPIPがこの範囲に収まっていないから悪いというわけではない。プロの中でも非常にアグレッシブにプレイする人はVPIPが非常に高かったりする。
VPIPでブラフのカモを見つける
VPIPはブラフするときに役立つ。VPIPが低いプレイヤーは強い手ができないとゲームに参加してこないため、ブラフを賭けるとすぐに下りてくれることが多い。対局中ではキャラをクリックするとプレイヤーのVPIPを確認できるので、参考にすると良い。
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